日産セレナの歴代CMを振り返る!キャッチコピーや見どころを解説

歴代の日産セレナが家族を乗せて美しく広大な日本の風景を走り抜けるシーン 未分類

日産セレナの歴代CMは、1991年の誕生以来一貫して「車というモノを通じて得られる家族の思い出や体験の価値」を描き続けています。

本記事では、1999年に社会現象を巻き起こした伝説的キャッチコピー「モノより思い出。」から最新のC28型CMまで、歴代の放映データ、キャスト、楽曲、ロケ地、そして競合車とのマーケティング戦略の違いを詳しく解説します。

Table of Contents

  1. 日産セレナ歴代CMの結論:時代を超えて一貫する「モノより思い出」の哲学
  2. 【現行C28型】最新のセレナCM一覧:楽曲・キャスト・ロケ地と技術の融合
    1. 2024年「子どもが世界を切りひらく」篇
    2. 「e-4ORCEで一番楽しい冬へ」篇
    3. 2022年「家族でロングドライブ」篇(C28デビューCM)
  3. 【歴代モデル別】初代からC27型までのセレナCM史と名作キャッチコピー
    1. 初代(C23型)・2代目(C24型):伝説のコピー「モノより思い出。」の誕生
    2. 3代目(C25型):「SHIFT_ family tie」とファミリー層への訴求強化
    3. 4代目(C26型):「ONE PIECE」コラボとアイドリングストップの普及
    4. 5代目(C27型):「プロパイロット」初搭載と「ぶっちゃけ、日産」時代の躍進
  4. セレナ歴代CM楽曲・ソング一覧:印象的なタイアップ曲の変遷
  5. 【独自分析・記者考察】ライバル車(ノア・ヴォクシー・ステップワゴン)とのCM戦略比較
    1. トヨタ(ノア/ヴォクシー):スタイリッシュさと「カッコいいパパ」の提示
    2. ホンダ(ステップワゴン):暮らしに馴染むデザインと機能性の訴求
    3. 日産(セレナ):先端技術×子どもの成長体験という「ストーリーテリング」
  6. 歴代CMのロケ地から紐解く日産のドライブ提案
  7. まとめ:セレナのCMが教えてくれる「車選び」の本当の価値
  8. 日産セレナのCMに関するよくある質問(FAQ)
    1. Q1. 日産セレナの有名な「モノより思い出。」というCMはいつ放映されましたか?
    2. Q2. 最新のセレナ(C28型)のCMで使われている曲は何ですか?
    3. Q3. セレナのCMのロケ地はどこですか?実際にドライブできますか?

日産セレナ歴代CMの結論:時代を超えて一貫する「モノより思い出」の哲学

日産セレナのCM表現における根本的な軸は、単なるスペックや機能のアピールではなく、「車に乗って家族でどこへ行き、どんな体験をするか」にあります。

1999年の2代目(C24型)で登場した「モノより思い出。」という言葉は、日本の自動車広告の歴史における大きな転換点となりました。

それまでの自動車CMに多かった「走りの良さ」や「高級感」の提示から、「家族の時間を豊かにするツール」としてのミニバンの価値を確立したのです。

現在販売されている6代目(C28型)に至るまで、e-POWERやプロパイロットといった最新技術が紹介される際も、常に「家族の移動を快適にし、思い出を増やすための技術」というコンテクストで描かれています。

【現行C28型】最新のセレナCM一覧:楽曲・キャスト・ロケ地と技術の融合

2022年11月に発表された6代目セレナ(C28型)のCMでは、最新の電動化技術や運転支援技術が、家族の日常や旅のシーンと見事に融合して描かれています。

公表されているC28型セレナの主なCM作品と、その詳細データを整理します。

2024年「子どもが世界を切りひらく」篇

2024年11月に放映が開始された本CMは、子どもの成長と家族の旅をテーマにした情緒豊かな作品です。

  • キャッチコピー:「果てなくつづく、思い出を。」
  • CM楽曲:木村カエラ「Ready, set, go!」(書き下ろし新曲)
  • 主な出演者:山村憲之介、森本奈緒 ほか
  • 主なロケ地:千葉県(上米良邸周辺)、北海道(十勝・帯広エリア)
  • 使用車両:e-POWER LUXION(ルキシオン)

木村カエラ氏によるポップで力強い楽曲に乗せて、新しい世界へと踏み出す子どもの姿が描かれています。

最上位グレード「LUXION」に搭載されたプロパイロット2.0を活用し、長距離ドライブでも運転手が疲れることなく、家族との時間を楽しめることが表現されています。

「e-4ORCEで一番楽しい冬へ」篇

冬の寒冷地走行を題材とし、電動駆動四輪制御技術「e-4ORCE」のポテンシャルを実証するCMです。

  • キャッチコピー:「ついに誕生。日産SERENA e-4ORCE。」
  • CM楽曲:CMオリジナル楽曲
  • 主な出演者:安井達郎、福田メイコ ほか
  • 主なロケ地:北海道旭川市周辺
  • 使用車両:e-POWER e-4ORCE ハイウェイスターV

圧雪路やアイスバーンといった過酷な冬道において、前後モーターの緻密な制御によって車体の滑りや揺れを抑える様子が映像化されています。

ミニバン特有の横揺れを軽減し、乗員全員が安心して過ごせる室内空間の再現に焦点が当てられています。

2022年「家族でロングドライブ」篇(C28デビューCM)

C28型セレナの発表・発売に合わせて公開されたデビューCMです。

  • キャッチコピー:「果てなくつづく、思い出を。」
  • CM楽曲:CMオリジナル楽曲
  • 主な出演者:野間慎平、KAKAZU ほか
  • 主なロケ地:東京ゲートブリッジ、東名高速道路、伊勢志摩e-POWER ROAD
  • 使用車両:e-POWER LUXION(ターコイズブルー/スーパーブラック 2トーン)

高速道路での長時間走行や観光道路での滑らかな加速を通じ、第2世代e-POWERによる静粛性と快適な乗り心地を印象付けています。

【歴代モデル別】初代からC27型までのセレナCM史と名作キャッチコピー

日産セレナが歩んできた30年以上の歴史は、日本のファミリー層のライフスタイルの変化そのものです。

初代(C23型)から5代目(C27型)までのCM表現の変遷を振り返ります。

初代(C23型)・2代目(C24型):伝説のコピー「モノより思い出。」の誕生

1991年に「バネットコーチ」の後継として登場した初代(C23型)は、商用車ベースからの脱却を図り、乗用ミニバンとしての歩みを始めました。

そして1999年、2代目(C24型)へのフルモデルチェンジ時に発表されたのが「モノより思い出。」です。

  • 登場年:1999年(C24型)
  • キャッチコピー:「モノより思い出。」
  • CM演出:子どもたちの無邪気な表情や、家族でキャンプに出かける日常の一コマを切り取ったドキュメンタリータッチの映像。

このコピーはコピーライターの小西利行氏らによって手がけられ、消費社会から体験価値社会へのシフトを象徴するフレーズとして流行語になりました。

車を「見せびらかす高級品」から「家族の思い出を作る道具」へと再定義した歴史的名作です。

3代目(C25型):「SHIFT_ family tie」とファミリー層への訴求強化

2005年に登場した3代目(C25型)は、ビッグハイトな室内空間と広大な開口部を備え、ファミリーミニバンとしての不動の地位を築きました。

  • 登場年:2005年(C25型)
  • キャッチコピー:「SHIFT_ family tie(絆をシフトする)」「BIG! EASY! FUN!」
  • CM演出:サザンオールスターズの楽曲などを起用し、明るくアクティブな家族像を展開。

日産のブランド声明「SHIFT_」と連動し、家族の絆を深める存在としてのセレナがアピールされました。

サードシートの跳ね上げのしやすさや、室内長の広さを直感的に伝える演出が多用されました。

4代目(C26型):「ONE PIECE」コラボとアイドリングストップの普及

2010年に発売された4代目(C26型)では、環境性能への高まり背景に「スマートシンプルハイブリッド(S-HYBRID)」や「アイドリングストップ」が前面に打ち出されました。

  • 登場年:2010年(C26型)
  • キャッチコピー:「家族の思い出を、もっと。」
  • CM演出:人気アニメ『ONE PIECE(ワンピース)』とのタイアップCMを展開。サザンオールスターズや桑田佳祐氏の楽曲を起用。

アニメコラボによって子どもの心を掴むと同時に、エコカー減税や低燃費といった親世代の実利的なニーズに応える二重の訴求が行われました。

「超飛び出す絵本」などの店頭キャンペーンとも連動し、ファミリーの来店動機を強力に創出しました。

5代目(C27型):「プロパイロット」初搭載と「ぶっちゃけ、日産」時代の躍進

2016年に登場した5代目(C27型)は、技術の日産を象徴する自動運転支援技術「プロパイロット」をミニバンとして初搭載しました。

  • 登場年:2016年(C27型)
  • キャッチコピー:「BIG, EASY, FUN」「ハンズフリーオートスライドドア」
  • CM演出:矢沢永吉氏が出演するブランドCM「やっちゃえ NISSAN」の精神を引き継ぎつつ、ゆずの「タッタ」などのポップな楽曲で家族のドライブを表現。

足先をかざすだけで開く「ハンズフリーオートスライドドア」や「デュアルバックドア」など、現場での使い勝手をわかりやすく伝える演出が話題を呼びました。

2018年には発電用エンジンを積んだ「e-POWER」モデルが追加され、電気自動車のような滑らかな走りが新たな魅力としてCMで描かれました。

セレナ歴代CM楽曲・ソング一覧:印象的なタイアップ曲の変遷

セレナのCMを語る上で欠かせないのが、時代を彩ってきた印象的なCMソングです。

心に残る名曲たちが、映像の情緒的価値を一層引き立ててきました。

  • 木村カエラ:「Ready, set, go!」(C28型)
  • ゆず:「タッタ」(C27型)
  • いきものがかり:「WE DO」(C27型)
  • 桑田佳祐:「100万年の幸せ!!」(C26型)
  • サザンオールスターズ:「愛と欲望の日々」「Tarako」(C25型・C26型)

親世代が親しみやすく、かつドライブの爽快感や家族の温かさを感じさせるアーティストが一貫して起用されています。

最新のC28型における木村カエラ氏の起用も、子育て世代となった30代〜40代の心を掴む巧みなキャスティングと言えます。

※画像はAIによるイメージ

【独自分析・記者考察】ライバル車(ノア・ヴォクシー・ステップワゴン)とのCM戦略比較

日本の5ナンバー/ミドルサイズミニバン市場は、日産セレナ、トヨタ・ノア/ヴォクシー、ホンダ・ステップワゴンの3強による激しいシェア争いが続いています。

自動車専門のメディア編集長・記者としての視点から、各社のCMマーケティング戦略の違いを独自に分析します。

トヨタ(ノア/ヴォクシー):スタイリッシュさと「カッコいいパパ」の提示

トヨタは、ファミリーミニバン市場において「ノア」と「ヴォクシー」の2軸展開を行っています。

ノアのCMが王道のファミリー像や日常の使いやすさを描くのに対し、ヴォクシーのCMは一貫して「カッコいいパパ」「クールなデザイン」を強調しています。

父と子の男同士の絆や、ミニバンであっても妥協しないスタイリッシュさを提示することで、父親の所有欲を刺激する表現を得意としています。

ホンダ(ステップワゴン):暮らしに馴染むデザインと機能性の訴求

ホンダのステップワゴンは、初代(1996年)で「こどもといっしょにどこいこう。」という名コピーを生み出し、セレナと並んでファミリーミニバン市場を開拓しました。

現行(RP6/7/8型)のCMでは、「素敵な暮らし」や「インテリアのような居心地の良さ」を打ち出しています。

デザインのシンプルさや、3列目シートの床下格納(スパっと格納)といった機能美を強調し、暮らしの道具としての美しさをアピールする戦略をとっています。

日産(セレナ):先端技術×子どもの成長体験という「ストーリーテリング」

競合2社と比較した際の日産セレナの強みは、「最新技術の提示」と「子どもの成長ストーリー」の高度な融合にあります。

単に「プロパイロットで運転が楽になる」という機能説明にとどめず、「運転の手間が減るから、移動中に子どもの会話に耳を傾ける余裕が生まれる」という情緒的利益(ベネフィット)に変換しています。

歴代CMを見返しても、カメラの視点が「ドライバーの視線」だけでなく「後部座席に乗る子どもの目線」に頻繁に切り替わることが分かります。

「子どもが見る車窓の風景」や「車内で眠る子どもの寝顔」を丁寧に描写することで、購買決定権を持つ親の感情に深く訴えかけるストーリーテリングを確立しています。

歴代CMのロケ地から紐解く日産のドライブ提案

セレナのCMで採用されるロケ地は、単にロケーションが良い場所というだけでなく、車両の性能を証明しつつユーザーにドライブの魅力を提示する意図的な選定がなされています。

  • 伊勢志摩e-POWER ROAD(三重県):C28型「家族でロングドライブ」篇で登場。絶景のワインディングロードを通じ、e-POWERの伸びやかな加速とハンドリング性能を表現。
  • 東京ゲートブリッジ・東名高速:都市部から郊外へ向かう高速道路での静粛性とプロパイロットの追従性能をリアルに提示。
  • 北海道旭川エリア:CM「e-4ORCEで一番楽しい冬へ」篇で登場。日本有数の厳寒地・降雪地で圧雪路を走らせることで、四輪制御の信頼性を証明。
  • 千葉県上米良邸周辺:古民家や日本の原風景を感じさせるロケーションで、ノスタルジックな家族の時間を演出。

これらのロケ地は、実際にセレナオーナーが週末や長期休暇に訪れたくなるドライブスポットでもあります。

CM自体が「次の休みに家族でどこへ行こうか」というドライブガイドの役割を果たしているのです。

まとめ:セレナのCMが教えてくれる「車選び」の本当の価値

日産セレナの歴代CM史を振り返ると、そこには時代が変わっても揺るがない「家族のための車づくり」という情熱が存在します。

「モノより思い出。」という言葉が生まれた時代から、電気で走るe-POWERや先進運転支援技術が当たり前となった現代に至るまで、技術の進化は常に家族の笑顔を増やすために注ぎ込まれてきました。

車選びにおいて、カタログのスペックや馬力といった数値も大切ですが、それ以上に「この車で家族とどんな時間を過ごせるか」という視点が重要であることを、セレナのCMは30年以上にわたって教え続けてくれています。

最新のC28型セレナもまた、これからの新しい時代における「果てなくつづく、思い出」を全国のファミリーへ届けてくれるはずです。

日産セレナのCMに関するよくある質問(FAQ)

Q1. 日産セレナの有名な「モノより思い出。」というCMはいつ放映されましたか?

A. 1999年に登場した2代目(C24型)セレナの発売に合わせて放映が開始されました。

クリエイティブディレクターの小西利行氏らが手がけたこのキャッチコピーは、当時の社会現象となり、現在でも自動車CMの金字塔として語り継がれています。

Q2. 最新のセレナ(C28型)のCMで使われている曲は何ですか?

A. 2024年11月から放映されている「子どもが世界を切りひらく」篇では、木村カエラさんが書き下ろした新曲「Ready, set, go!」が起用されています。

また、2022年のデビュー初期やe-4ORCEのCMなどでは、映像のダイナミックさを惹き立てるオリジナル楽曲が使用されています。

Q3. セレナのCMのロケ地はどこですか?実際にドライブできますか?

A. はい、多くのロケ地が実際にドライブ可能なスポットです。

C28型のCMでは、三重県から愛知県に跨る「伊勢志摩e-POWER ROAD(旧伊勢志摩スカイライン)」や「東京ゲートブリッジ」、北海道旭川市の冬道などが撮影地として使用されています。

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