新型エルグランドとアルファードは、走りと3列目の自然な座り心地を重視するならエルグランド、2列目の豪華さ・取り回し・パワートレインの選択肢を重視するならアルファードが基本の選び方です。
ただし、2026年7月16日に発売された4代目エルグランドは全幅1,895mm・全高1,975mm。アルファードZの全幅1,850mm・全高1,935mmより大きく、価格だけでなく駐車環境と「誰がどの席を使うか」まで確認しないと、購入後の使いやすさで差が出ます。Car Watch+1
新型エルグランドとアルファードは結局どちらを選ぶべき?
結論からいえば、万人が選びやすいのはアルファード、自分で運転する時間が長く走りまで重視する人には新型エルグランドが有力です。
どちらも全長4,995mm、ホイールベース3,000mmの大型ミニバンですが、設計思想にはかなり違いがあります。新型エルグランドは第3世代e-POWERとe-4ORCEを全車に採用し、アルファードはガソリン、HEV、PHEVという幅広いパワートレインを用意しています。日産自動車グローバルサイト+2トヨタ自動車WEBサイト+2
比較項目 新型エルグランド アルファード
全長 4,995mm 4,995mm
全幅 1,895mm 1,850mm
全高 1,975mm 1,935mm〜1,945mm
ホイールベース 3,000mm 3,000mm
駆動方式 e-4ORCE・4WD 2WD・4WD/E-Four
パワートレイン 第3世代e-POWER ガソリン・HEV・PHEV
X/Z系の入口価格 6,897,000円 ガソリンZ 5,599,000円
強み 走り・静粛性・3列目 2列目・選択肢・扱いやすさ
新型エルグランドの車両本体価格はX e-4ORCEが6,897,000円、G e-4ORCEが7,579,000円です。日産公式サイトでは2026年7月時点のメーカー希望小売価格として案内されています。
最新の仕様・価格は日産自動車「エルグランド」公式ページで確認できます。
アルファードは2026年6月モデルのガソリンZ・2WDが5,599,000円、ハイブリッドZ・2WDが6,399,800円です。PHEV Zは7,649,400円となっています。トヨタ自動車WEBサイト+2トヨタ自動車WEBサイト+2
最新仕様はトヨタ「アルファード」公式ページで確認してください。
購入前に最初に確認したいポイント
- 狭い駐車場を毎日使う → アルファードを優先して比較
- 自分で長時間運転する → エルグランドを優先して試乗
- 2列目の豪華さを最重要視する → アルファード
- 大人が3列目を頻繁に使う → エルグランドの3列目を実車確認
- ガソリン・HEV・PHEVから選びたい → アルファード
ここで重要なのは、「どちらが上級か」を決めることではありません。
購入後に最も頻繁に遭遇する場面で、どちらの弱点なら受け入れられるかを決める方が失敗を避けやすくなります。
新型エルグランドとアルファードのサイズ差は駐車でどこまで影響する?
サイズ差で最も注意したいのは全長ではなく、全幅45mmと全高40mm前後の違いです。
新型エルグランドは全長4,995mm、全幅1,895mm、全高1,975mm。アルファードZは全長4,995mm、全幅1,850mm、全高1,935mmとなっています。PHEVなど一部仕様は全高1,945mmです。トヨタ自動車WEBサイト+2トヨタ自動車WEBサイト+2
全長は同じでも、エルグランドの方が左右に22.5mmずつ広がります。
数字だけを見るとわずかな差ですが、駐車場では「45mmしか違わない」ではなく、45mm分だけ左右の逃げが減ると考えた方が現実的です。
特に注意したいのは次の環境です。
- 自宅駐車場の横に柱や壁がある
- 月極駐車場の区画が狭い
- スーパーの古い立体駐車場をよく使う
- 前面道路が狭くバックで入庫する
- 運転席側に十分な乗降スペースがない
- 高さ2m前後の制限がある駐車施設を使う
新型エルグランドの全高1,975mmは、高さ制限2,000mmの設備では車両寸法上の余裕が25mmしかありません。
もちろん、「全高が制限以下なら必ず利用できる」という意味ではありません。駐車設備には車重、全幅、タイヤ外幅など別の制限もあるため、施設側の条件確認が必要です。
チェックポイント
- カタログ寸法だけでなく、入口幅・柱間・高さ制限を実測する
- 車体が入るかではなく、人が無理なく降りられるかまで確認する
大型ミニバンでは、数センチの差より「その数センチが毎日どこで効くのか」が重要です。
筆者としては、価格交渉やオプション選びより前に、自宅駐車場をメジャーで測ることを勧めます。700万円前後の車を購入してから毎日切り返しに苦労する方が、はるかに大きなストレスになるからです。

新型エルグランドとアルファードの価格差はいくら?
価格だけを見ると、アルファードの方が低い予算から選択できます。
2026年9月時点で、新型エルグランドの中心グレードは次の2種類です。
車種・グレード メーカー希望小売価格
エルグランド X e-4ORCE 6,897,000円
エルグランド G e-4ORCE 7,579,000円
アルファード ガソリンZ 2WD 5,599,000円
アルファード ガソリンZ 4WD 5,797,000円
アルファード HEV Z 2WD 6,399,800円
アルファード PHEV Z 7,649,400円
新型エルグランドはe-4ORCEの4WDに絞った商品構成なので、アルファードのガソリン2WDと単純に並べると条件がそろいません。Car Watch+2トヨタ自動車WEBサイト+2
比較条件を近づけ、エルグランドX e-4ORCEの6,897,000円とアルファード・ハイブリッドZ E-Fourの価格帯を比べても、エルグランド側の価格設定は低くありません。
一方で、「高いから割高」と即断するのも適切ではありません。
エルグランドは第3世代e-POWER、e-4ORCE、走行状況に応じて減衰力を制御するインテリジェント ダイナミックサスペンションなどを組み合わせ、走行性能まで商品価値として設計されています。Car Watch+1
チェックポイント
- 「最安価格」ではなく同程度の欲しい装備を付けた支払総額で比較する
- 4WDが不要なら、アルファードの方が予算を抑えやすい
さらにメーカー希望小売価格には、税金や自賠責保険、販売諸費用、メーカー・ディーラーオプションなどが含まれません。日産も公式サイトでこの点を明記しています。日産自動車
したがって契約前に比較する数字は「車両価格」ではなく、同じ条件まで装備をそろえた最終見積額です。
数十万円の差を比較する一方で、一方だけ高額オプションを追加してしまえば比較自体が崩れます。
2列目と3列目は新型エルグランドとアルファードのどちらが快適?
後席については、2列目ならアルファード、3列目ならエルグランドという明確な違いが見えてきます。
自動車ジャーナリスト・渡辺陽一郎氏が両車を比較した試乗記事では、1・2列目の居住性はアルファード、3列目の居住性はエルグランドが優位という評価でした。中古車の情報なら【グーネット中古車】+1
2列目の豪華さを優先するならアルファード
アルファードの強みは、2列目を単なる乗車席ではなく「主役の席」として作り込んでいる点です。
比較に使われたアルファード・エグゼクティブラウンジ E-Four ハイブリッドでは、固定式アームレストを備えたエグゼクティブパワーシートが採用されており、渡辺氏も見栄えの豪華さではアルファードを高く評価しています。新車・中古車の自動車総合情報サイト【carview!】
新型エルグランドも2列目を軽視しているわけではありません。
日産は新型エルグランドの2列目に、疲労軽減を追求した左右独立のゼログラビティシートと格納式レッグレストを採用したと説明しています。日産自動車グローバルサイト
それでも、送迎車として「2列目に座る人の特別感」を最優先するなら、アルファードは依然として非常に強い選択肢です。
3列目は膝前空間の数字だけで決めない
一方、3列目では見方が変わります。
渡辺氏の比較では、身長170cmの大人6人が乗車し、2列目の膝前空間を握りこぶし3つ分に設定すると、3列目の膝前空間はエルグランドが約3つ分、アルファードが約3つ半分でした。中古車の情報なら【グーネット中古車】
数字だけならアルファードの方が広いことになります。
ところが評価ではエルグランドが上でした。
理由は、アルファードでは床から座面までの高さが十分ではなく、脚を前へ伸ばす姿勢になりやすいのに対し、新型エルグランドは床と座面の間隔に比較的余裕があり、より自然な着座姿勢を取りやすかったためです。中古車の情報なら【グーネット中古車】
ここから分かるのは、ミニバンの3列目は「膝前何mm」だけでは快適性を判断できないということです。
重要なのは、
- 床から座面までの高さ
- 太ももがどこまで支えられるか
- 膝の曲がり方
- 頭上空間
- 背もたれの角度
- 座面の硬さ
- 2時間以上座ったときの姿勢
です。
6人乗車で旅行する家庭なら、運転席だけの10分試乗では足りません。
家族全員で販売店へ行き、実際に使う人を3列目へ座らせることが、スペック表を見る以上に有効です。
新型エルグランドの走りはアルファードと何が違う?
新型エルグランドを選ぶ最大の理由になり得るのが、第3世代e-POWERとe-4ORCEを軸にした走りです。
日産は4代目エルグランドについて、「運転の愉しさ」をエルグランドのDNAとして掲げ、第3世代e-POWERと進化したe-4ORCEを採用しています。2026年7月16日の発売時には、XとGの両グレードをe-4ORCEの4WD仕様に統一しました。
e-4ORCEは前後2つのモーターとブレーキを統合制御し、車両の駆動力や姿勢を調整する日産の電動4輪制御技術です。日産自動車グローバルサイト
詳しい仕組みは日産自動車「e-4ORCE」公式解説で確認できます。
加速応答ではエルグランドの個性が分かりやすい
渡辺氏の試乗比較では、新型エルグランドは発進時にアクセルを踏み増した際の反応が速く、幅広い走行状態で力強いと評価されています。中古車の情報なら【グーネット中古車】
e-POWERはエンジンで発電し、モーターでタイヤを駆動する仕組みです。
エンジン回転の上昇を待って駆動力を作る一般的な内燃機関車とは感覚が異なり、モーターならではの応答を活用できます。
アルファードにも十分な性能がありますが、そもそも2台が目指している方向は完全には同じではありません。
アルファードは乗員全体の快適な移動空間としての完成度を重視し、新型エルグランドはそこへドライバーが運転して感じる価値を強く追加したと見ると理解しやすくなります。
カーブでの姿勢制御もエルグランドの特徴
新型エルグランドではe-4ORCEに加え、4輪のショックアブソーバーの減衰力を走行状況に応じて変化させるインテリジェント ダイナミックサスペンションを採用しています。Car Watch+1
背の高い大型ミニバンでは、速度変化やカーブで車体が大きく動くと、運転者だけでなく2・3列目の乗員も揺さぶられます。
そのため「曲がりやすさ」だけでなく、車体姿勢をどれだけ穏やかに整えられるかが乗員の快適性にも関係します。

静粛性まで含めて試乗する
新型エルグランドの評価で見逃せないのが静粛性です。
比較試乗では、アルファードより新型エルグランドの方が静かという評価が示されました。
ここはカタログスペックでは判断しにくい部分です。
試乗するときは急加速だけでなく、
- 40〜60km/h付近の一定速走行
- 上り坂での加速
- 高速道路への合流
- 荒れた舗装路
- 2・3列目から聞こえるエンジン音やロードノイズ
まで確認すると違いが分かりやすくなります。
筆者としては、新型エルグランドを候補にするなら「加速が速いか」より、自分が日常的に使う速度域で運転感覚と静粛性が心地よいかを見るべきだと考えます。
高級ミニバンでは絶対的な速さより、同乗者を乗せた状態で滑らかに走れることの方が実用価値につながるためです。
新型エルグランドとアルファードで失敗しない選び方は?
最短で決めるなら、車名ではなく普段の使用条件を先に当てはめます。
次の条件ならアルファードを優先
- 狭い住宅街や駐車場を頻繁に使う
- 2列目に家族や取引先を乗せる機会が多い
- 車両価格をできるだけ抑えたい
- 2WDで十分
- ガソリン・HEV・PHEVから選択したい
- 後席の商品性を最優先したい
次の条件なら新型エルグランドを優先
- オーナー自身が運転する時間が長い
- e-POWERのモーター駆動感覚が好み
- 4WDが必要
- 高速道路や長距離移動が多い
- 3列目にも大人が頻繁に座る
- 大型ミニバンでも操舵感や車体姿勢にこだわりたい
ここで一つ、価格表では分からない重要な判断基準があります。
「一番長く乗る人が、どの席に座るか」です。
週5日の通勤や送迎で本人が運転し、休日だけ家族を乗せるなら、運転席で感じる違いは数年間積み重なります。
一方、オーナー自身は運転せず、主に2列目へ座る人の快適性を優先する用途では、ドライバーが感じるハンドリングの違いよりシートや後席装備が重要になります。
同じ「家族用ミニバン」でも最適解が変わる理由です。
新型エルグランド購入で最初に測るべきなのは駐車場
新型エルグランドの全幅1,895mm・全高1,975mmは、購入前に現物確認したい寸法です。
「今も大型車に乗っているから大丈夫」と判断する前に、現在の車との寸法差を確認してください。
特に測っておきたいのは、
- 駐車区画の実幅
- 入口の最小幅
- 柱間の距離
- 天井やゲートの高さ
- 運転席側の乗降余白
- スライドドア側の余白
- 前面道路の有効幅
- バック進入時に頭を振れるスペース
です。
さらに、車体が収まるだけでは十分ではありません。
チャイルドシートへ子どもを乗せる、荷物を積む、雨の日に傘を開くといった実生活まで考えると、必要な余白は変わります。
筆者としては、これこそ新型エルグランドとアルファード比較で最も見落とされやすいポイントだと考えます。
45mmの車幅差そのものより、その45mmが自宅で毎日発生するかどうかの方が重要です。
試乗では駐車・左折・3列目まで確認する
大型ミニバンの試乗で、幹線道路を直進して終えるのはおすすめできません。
比較したいのは次の場面です。
- 駐車枠へのバック
- 左折時の左前方の見え方
- Uターン
- 狭い道でのすれ違い
- 発進から60km/h程度までの加速
- 段差を越えたときの揺れ
- 2列目の座り心地
- 3列目の膝・太もも・頭上空間
渡辺氏の試乗比較でも、エルグランドはボディ左側の死角などから取り回しではアルファードが有利と評価される一方、走行性能や3列目ではエルグランドに強みがあると判断されています。中古車の情報なら【グーネット中古車】
つまり、試乗する場所によって評価が逆転し得る2台です。
直線を10分走るだけでは、自分に合う方を判断できません。
新型エルグランドはアルファードより高くても選ぶ価値がある?
走りを高級ミニバンの商品価値として重視するなら、新型エルグランドを選ぶ意味は十分あります。
4代目エルグランドは2025年のジャパンモビリティショーで公開され、2026年7月16日に発売されました。日産自身が「運転の愉しさ」をエルグランドのDNAとして位置づけています。
しかも、新型は2WDを用意せずe-4ORCEだけに絞っています。
発売時の日産の説明でも、e-4ORCE仕様だけにした背景には「走りのよいミニバン」を追求する考え方があることが示されています。Car Watch
これは価格比較でも重要な前提です。
アルファードにはガソリン2WDという購入しやすい入口がありますが、新型エルグランドは最初から電動4WDと走行制御を含む構成です。
そのため「アルファードは559.9万円、新型エルグランドは689.7万円だから約130万円も高い」とだけ比較すると、それぞれの装備条件と商品設計を無視した比較になります。
一方で、エルグランドにe-4ORCEが付いているから万人にとって価格差を正当化できるわけでもありません。
雪道をほとんど走らず、走行性能への関心も低く、2列目の豪華さを重視する人なら、その装備に追加費用を払う意味は小さくなります。
反対に、年間走行距離が長く、本人が運転し、高速道路やワインディングも使う人なら、購入時の価格だけでは測れないメリットを感じる可能性があります。
「高いか安いか」ではなく、「その装備に自分が毎週価値を感じるか」で判断するのが適切です。
新型エルグランドとアルファードはリセールまで考えて選ぶべき?
高額車では売却価格も気になりますが、2026年時点で新型エルグランドの数年後の中古車相場を確定的に予測することはできません。
4代目エルグランドは2026年7月に発売されたばかりで、3年後や5年後の市場価格を実績ベースで評価できる時期ではないからです。
日産では新型エルグランドに残価設定型クレジットを用意しています。
例えばX e-4ORCEでは、5年後の残価を設定した支払い例が日産公式サイトに掲載されています。日産自動車
詳細は日産「エルグランド 残価設定型クレジット」公式ページで確認できます。
ただし、この「残価」と一般中古車市場での将来の買取価格は同じ意味ではありません。
残価設定型クレジットには契約条件があり、走行距離や車両状態なども関係します。
アルファードも将来の売却額は、
- グレード
- パワートレイン
- 走行距離
- 内外装の状態
- ボディカラー
- 中古車需要
- 為替や輸出需要
- 新車の供給状況
などによって変動します。
したがって「数年後に○%で売れるから必ずこちらが得」と断定して選ぶのは危険です。
筆者としては、リセールは比較材料にはなりますが、毎日使う車の使いやすさや乗り心地を逆転させる唯一の判断基準にはしない方がよいと考えます。
売却するのは数年後の一度ですが、運転や乗り降りは購入翌日から何百回、何千回と繰り返すからです。
新型エルグランドvsアルファードで最後に確認すべき3項目
新型エルグランドとアルファードで迷っているなら、カタログを読み続けるより、最後は駐車場・座席・運転感覚の3項目を確認するのが近道です。
第一に駐車場。
エルグランドの全幅1,895mm・全高1,975mmを日常的に扱えるかを実測します。
第二に座席。
2列目中心ならアルファード、3列目に大人が座る機会が多いならエルグランドも含め、実際に家族が座って比較します。
第三に運転感覚。
自分で運転する人は、新型エルグランドの第3世代e-POWERとe-4ORCE、アルファードの走行感覚を同じ道路条件で比べるのが理想です。
2026年9月時点では、新型エルグランドX e-4ORCEが6,897,000円、G e-4ORCEが7,579,000円。アルファードはガソリンZ 2WDが5,599,000円、ハイブリッドZ 2WDが6,399,800円となっています。Nissan Area+2トヨタ自動車WEBサイト+2
価格の入口と選択肢ではアルファードが有利です。
一方、新型エルグランドは第3世代e-POWER、e-4ORCE、電子制御サスペンションを組み合わせ、走る・曲がる・乗員を快適に運ぶという部分へ強く個性を出しています。
筆者としては、16年ぶりのフルモデルチェンジで最も重要なのは、アルファードと同じ豪華さの競争だけに入らなかった点だと考えます。
エルグランドは「大型高級ミニバンでも、自分で運転して楽しみたい」という需要に明確に答えようとしています。
アルファードは豊富な仕様、2列目の商品力、比較的扱いやすい車幅を含め、幅広い利用者へ合わせやすい一台です。
だからこそ答えは単純な勝敗ではありません。
2列目を中心に選ぶならアルファード、自分で運転する時間と3列目まで含めて選ぶなら新型エルグランドを重点的に確認する。これが2台を比較するときの最も実用的な基準です。
新型エルグランドとアルファード比較でよくある質問
新型エルグランドとアルファードはどちらが大きい?
全長はともに4,995mm、ホイールベースも3,000mmです。
ただし新型エルグランドは全幅1,895mm・全高1,975mm。アルファードZは全幅1,850mm・全高1,935mmなので、エルグランドは45mm幅広く、40mm高くなります。トヨタ自動車WEBサイト+2トヨタ自動車WEBサイト+2
自宅駐車場や高さ制限のある施設を利用する場合は、契約前の実測がおすすめです。
新型エルグランドとアルファードはどちらが安い?
低い価格から選べるのはアルファードです。
2026年6月モデルのアルファード・ガソリンZ 2WDは5,599,000円、新型エルグランドX e-4ORCEは6,897,000円です。
ただしエルグランドは全車e-4ORCEの4WDなので、最安価格だけでは同条件比較になりません。
欲しい装備までそろえた支払総額で判断してください。
走りを重視するなら新型エルグランドとアルファードのどちら?
今回参照した渡辺陽一郎氏の比較試乗では、新型エルグランドが動力性能、走行安定性、操舵感覚などで高く評価されています。中古車の情報なら【グーネット中古車】+1
第3世代e-POWER、e-4ORCE、インテリジェント ダイナミックサスペンションを組み合わせていることも、新型エルグランドの大きな特徴です。Car Watch
自分で運転する時間が長い人は、優先的に試乗する価値があります。
2列目を重視するならどちらが向いている?
豪華さを重視するならアルファードが有力です。
特に上級グレードでは、2列目を中心とした商品力が強く、比較試乗でも見栄えや特別感が高く評価されています。新車・中古車の自動車総合情報サイト【carview!】
一方、新型エルグランドもゼログラビティシートやレッグレストを備えています。日産自動車グローバルサイト
最終的には実際に座り、背中・太ももの支え方まで比較してください。
3列目に大人が乗るなら新型エルグランドがいい?
候補として優先的に確認する価値があります。
渡辺氏の比較では、膝前空間そのものはアルファードの方が広かったものの、床と座面の位置関係や着座姿勢、座面の柔軟性を含めた3列目の快適性では新型エルグランドが高く評価されました。中古車の情報なら【グーネット中古車】
ただし体格によって感じ方は変わるため、実車確認が前提です。
新型エルグランドとアルファードで迷ったら何を最優先すればいい?
「最も長く乗る人がどの席に座るか」と「自宅駐車場に無理なく入るか」の2点を最優先してください。
運転席を毎日使うなら走行性能の違い、2列目を主に使うなら後席装備、6人以上で移動するなら3列目の着座姿勢が重要になります。
価格や人気だけで決めるより、実際の使用環境へ当てはめる方が購入後の後悔を減らしやすくなります。
新型エルグランドとアルファードの比較で失敗しないポイントは、車格の上下ではなく、「誰が・どの席で・どこを走り・どこへ駐車するか」を先に決めることです。

